ツアー担当が語る! WHAT’S IN THE BAG 佐伯三貴

スタッフプレーヤーのキャディバッグの中身を、キャロウェイのツアー担当が詳しくご紹介していく今企画。プロのみなさんの、14本の選び方やこだわり、クラブに関するエピソードなどが明かされていきます。今回のバッグは、佐伯三貴プロのもの。ケガを乗り越え、4月からツアーに復帰した佐伯プロですが、やはり以前とはセッティングが大きく異なるようです。また、パターについてのエピソードも要注目です!

ツアー担当が語る キャロウェイ・スタッフプレーヤーの WHAT’S IN THE BAG 佐伯三貴 プロ

XR 16 ドライバー 9.5°
XR 16 フェアウェイウッド 14°
XR PRO フェアウェイウッド 18°
X2 HOT ユーティリティ 22°、25°
CALLAWAY COLLECTIONアイアン(I#6-PW)
X FORGEDウェッジ 48°
MACK DADDY 2 TOUR GRIND ウェッジ 52°、58°
ODYSSEY WHITE HOT XG #7H パター
CHROME SOFT ボール

※写真は8月26日時点のスペックであり、変更することがございます。

「佐伯プロは、手首のケガをする前と現在とでは、セッティングも全然違います。いまはまだ振れない状態、強く打ち込めない状態で、球筋も変わっています。以前は強いフェードというイメージでしたが、ケガをしてからドロー系になりました。いまのクラブは、基本的にケガが治ってからつくっているので、全体的にやさしいもので構成しています。わかりやすいのは、アイアンです。CALLAWAY COLLECTIONはどちらかというと、やさしく飛んで、球が上がってくれるモデル。シャフトも80g台のカーボンで、ウッド系もいまはすべて50g台です。もう無理はしないという考えのなかで、できる限り球のつかまりがいいものを使って、自分の力や腕でなく、クラブで少しでも飛ばすということですね。
 でも、最近は少しずつ振れるようになってきて、ストレートからフェードのボールがやっと打てるようになってきています。飛距離も落ちていましたが、それもかなり戻ってきていて、本当だったらもっとバシッと打ち込んで、強いフェードを打ちたいところでしょう。ただ、それをするにはまだ怖さがあるんじゃないでしょうか。以前はハードスペックで戦っていましたが、それがケガの原因の一つになっていたかもしれませんし。
 CHROME SOFT ボールを使っているところにも、ケガの影響が見えます。最初にボールをテストしたときは寒い時期で、手をかばっているときでもあったし、実際、このボールでよく飛んでいました。今後もっと振れてきたら、CHROME TOURを使いたいという考えもあるようですが、一度またテストしたところ、まだCHROME SOFTのほうが飛んでいましたし、かなり楽に感じているようです。いまはクラブもボールも現状の自分に合っているということで、理にかなった選び方をしていると言えるんじゃないでしょうか。
柏原プロのところでもお話ししましたが、ウェッジにはPWの次に、女子プロ特有の100ヤードを打つための48°を入れています。これはシーズン当初入っていなくて、突然、以前使っていたものを自分で持ってきたんですよ。前はこの代わりに、もう1本ユーティリティを入れていました。いまは、この48°がいちばんの武器になっています。100ヤード前後からは、ほとんどバーディーだと言っていました。
 パターは、今年の全英オープンで優勝したヘンリック・ステンソンと同じですが、それを本人に言うと、たぶん怒ると思います(笑)。#7のパターを使いはじめたのは、私が先だと。流行する前から、誰よりも早く#7の良さをわかって使っていたと、ずっと言っていましたからね。『ルーク(ドナルド)か、私ね』と(笑)。パターを少し吊ったような形で構えて、ヘッドを真っすぐ引いて真っすぐ出していくという彼女のパッティングスタイルが、この#7のヘッド形状に合っているようです」

佐伯三貴
出身地:広島県
生年月日:1984年9月22日

<続々更新中! ツアー担当が語る! WHAT’S IN THE BAG>
●石川遼   クラブに対する感性もかなり独特
●藤田光里  新しいモデルに興味があって、いちばん試したがるプロ
●柏原明日架 クラブ選びの重要な要素は「やさしさ」
●上田桃子  プロのなかでも、よりプロゴルファーらしいセッティング
●ブレンダン・ジョーンズ ウッドの共通点はロフトが多め
●深堀圭一郎 セッティングでもっとも特徴的なのが、フェアウェイウッド
●重永亜斗夢 お気入りの特徴は「打感」