ツアー担当が語る! WHAT’S IN THE BAG 2017 上田桃子

キャロウェイのツアー担当が、スタッフプレーヤーの14本の選び方やこだわり、クラブに関するエピソードなどを明かしていく、「WHAT’S IN THE BAG」2017年版。今回は上田桃子プロのバッグです。ドライバーの飛距離が相当伸びていることもそうですが、それ以上に注目なのは、なんといってもアイアンの変更と言えるでしょう。長年愛用したLEGACY アイアンからAPEX アイアンにスイッチした裏には、どんな秘密があるのでしょうか。

ueda What's in the bag 2017

GBB EPIC STARドライバー 9.5°
GBB EPIC STAR フェアウェイウッド 15°、19°(テスト中)
GBB EPIC STAR フェアウェイウッド 21°
XR 16 フェアウェイウッド 25°
APEXアイアン(I#6-PW)
X FORGED ウェッジ 50°、54°、60°
ODYSSEY VERSA 2-BALL パター
CHROME SOFT X ボール

※写真は2/27時点でのスペックであり、変更する場合がございます。

ドライバーは、最近なかったくらいに飛んでいます。上田プロ本人も、23~24歳のときくらいに飛んでいると言っています。スタッフプレーヤーのなかでも、もっとも劇的に変わったのは上田プロかもしれませんね。計測しても、こんなデータが出るんだ、という感じですから。前に一緒に回ったことのあるプレーヤーは、びっくりしているでしょうね。
最初は、顔が良くて構えやすいということでSub Zeroのほうをテストしていて、パフォーマンスも良かったのですが、これだけ簡単にパフォーマンスが上がるんだったら、もっと何かできるんじゃないかという話になったんです。それで、STARも上田プロ仕様を用意して渡してみたら、すぐに、「飛距離が全然違う。こっちがいい」と連絡が来ました。
上田プロは力があるのに、ここ数年はスイングを変えていたことに加えて、打ち出し角が10~11度と低いこともあり、あまり飛んでいませんでした。もちろん、球を上げたらもっと飛ぶよ、という話はしていましたが、上田プロ自身は、目線が変わり、感覚が違ってくるのが嫌で、さらに実際に打ち出しを上げようとすると、今度はスピンが入って逆に飛ばなくなるという現象も起こっていました。それがGBB EPIC STARでは、打ち出しは15度くらいで、スピンも適正。これなら、飛ぶのも当然という感じですね。しかもSTARには、いままでの感覚とは全然違うものがあるようで、目線の変化も気にならないそうです。
アイアンは長年、LEGACYを使っていましたが、今年ついに変えました。じつは、このAPEX アイアンは、完成品になる前の塗装や削りがされていないヘッドに、上田プロ好みの調整を繰り返して“顔”をつくった、まさに彼女だけのアイアンです。APEXを選んだのは、LEGACYや、かつてのX TOURもそうなんですが、ソールが少し厚めで、やや大きめの安心感のあるヘッドが好きだからですね。APEX PROだと、少し小さく見えるようです。データ的にはまだ完璧ではありませんが、LEGACYよりも若干スピンが入り、球の高さが出てパフォーマンスが少し上がっています。だから、もう変えます、ということになりました。
でも、ウェッジは変わっていません。新しいウェッジも試していますが、やっぱり打感が違うようです。アイアンはスイングするクラブだから、まだいいのですが、ウェッジはコントロールするクラブ。もし、新しいウェッジのほうがパフォーマンスが良くても、やっぱりフィーリングが重要ということになりますから。
パターも変わりましたね。本人はもう、以前のエースパターには戻らないと言っていました。オフのテストのときも開幕戦でも、持ってきてはいませんでしたから、思いは強いのかもしれません。

上田桃子
出身地:熊本県熊本市
生年月日:1986年6月15日
出身校:東海大学付属第二高等学校(熊本県)

【2016】ツアー担当が語る! WHAT’S IN THE BAG 上田桃子