ツアー担当が語る! WHAT’S IN THE BAG 2017 テレサ・ルー

先週の「スタジオアリス女子オープン」にてホールインワンを決め、今季初優勝したテレサ・ループロ。ツアー通算13勝を誇り、2013年から4年連続で賞金ランキングトップ10に名を連ねつづけている彼女は飛距離が出て、アイアンも切れ、各スタッツでも軒並み上位にランクと、とても総合力の高い選手です。クラブ選びの傾向としては、ユーティリティやアイアンを見るとわかるように、気に入ったモデルが見つかったら、それを長く愛用するタイプと言えるのかもしれません。

テレサ・ルー WHAT’S IN THE BAG


GBB EPIC STAR ドライバー 9.5°
GBB EPICフェアウェイウッド 13.5°(日本未発売)
LEGACY BLACK ユーティリティ 20°、23°(2013年モデル)
APEX PROアイアン(2014年モデルI#5-PW)
MACK DADDY FORGED ウェッジ 50°、54°、58°
ODYSSEY WORKS CRUISER 2-BALL FANG パター
CHROME SOFT X ボール

※写真は2/27時点でのスペックであり、変更する場合がございます。

昨年末にテストを始めたときは、ドライバーはGBB EPIC Sub Zeroでした。でも、彼女はシャフトを46インチにしているということで、アジャスタブルホーゼルのない軽いヘッドであるSTARも試してみようということで打ってみたら、とんでもなく飛んだんです。開幕戦でも、いままで絶対に行かなかったようなところまで飛んだことに、かなりの衝撃を受けたらしく、飛距離には相当、満足しているようです。
ここまで3人の女子プロを見てきてわかるように、STARが人気です。女子はSub Zeroだと、どうしてもスピンが入りづらくて、ボールが上がりにくいというのが大きな理由ですね。単純に、STARのほうがマッチングが良かったということもあります。STARのほうが振りやすいとよく言われるのですが、その理由としてアジャスタブルホーゼルの有無が関係しているのだと思います。
3番ウッドは、アジャスタブルホーゼルのあるUSモデルのGBB EPICです。柏原プロと同様に、STARではボールが高すぎるようです。こちらのほうが低く抑えられて、飛距離も出ています。写真のものはロフト13.5°のW#3+ですが、15°のW#3も持っています。風が強く、ランが必要なときは、13.5°というように、コースによって使い分けるようです。でも、13.5°のほうも、ボールはとてもよく上がるそうです。
ユーティリティは、変えられないようですね。ちょっとペタッとして見える形状がお気に入りみたいです。また、トップラインに対するスコアラインの入り方も、こだわりのポイントで、このLEGACY BLACKは、絶妙に彼女の好みの入り方をしているようです。
アイアンも、この2014年モデルが手離せないですね。昨年の開幕戦では、2016年モデルのAPEX PROを使ったのですが、すぐに戻してしまいました。理由については、なぜか飛距離が出なくなったと言っていました。ただ、彼女は昨年の開幕戦で優勝こそしたのですが、調子は良くなかったんですよね。現在は、「これがいい」ということで、別のモデルのテストはしていません。サイズ感や安心感ということもあるんでしょうね。ただ彼女には、もうヘッドのスペアがないことは伝えてあります。
ウェッジはMACK DADDY 2を使っていたのですが、こちらについてもスペアがないことを伝えたところ、それなら変えますということで、MACK DADDY FORGEDになりました。アイアンは長く使うことも可能ですが、ウェッジはそういうわけにはいきませんからね。テストしたところ、思った以上にMACK DADDY FORGEDも良かったようです。MACK DADDY 2よりもリーディングエッジがまっすぐで、見た目が違うのですが、その部分に対しての言及もとくにありませんでした。ロフトなどのセッティングは、以前のものと変わっていません。

テレサ・ルー
出身地:台湾
生年月日:1987年10月13日

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